猫は本当にハンターなのね【※爬虫類の写真あり。苦手な人は閲覧注意】
それは今朝のことです。
私はいつものように掃除をしていました。
いえ、いつもより少し丁寧にしていたように思います。
ふんふふ~ん♪
と上機嫌で棚の下を床ワイパーで拭いていた時、それは突然現れたのです…
サササッッ
と走り出てきた物体!
っ!?
何!?
と私が叫んだと同時に、ぼやっとしていたはずの我が愛猫ちゃちゃ君が俊敏な動きで捕捉しているではないですか!
ちゃちゃ君待って!
食べないでぇぇぇ!
そこには尻尾が切れたヤモリちゃんが必死で猫から逃げようとしている姿が!
そしてヤモリちゃんを咥えては離し、追いかけ、ちょいちょいする本気のハンター猫がそこにはいました…
ええ。
正直、ちょっと怖かったです。
ヤモリちゃんをくわえたままで私を見てくる猫が…
しかしヤモリちゃんも必死に逃げます。
私もヤモリは家守であると母に習いました。
これは、助けねば!
(だって、ちゃちゃ君が食べちゃうのは嫌だし、このままもてあそばれて死んじゃって放置されてもどう片づけていいのか困っちゃうし…ここは生きたまま外に出すのが一番、なはず!)
と私は決意しちゃちゃ君とヤモリちゃんの攻防戦に参戦することにしました。
圧倒的に猫の有利に思われましたが、ヤモリちゃんは中々の業師。
少し弱ってしまった事もあるかもしれませんが、無駄に動かない。
どうやら相手が動かないとてんで反応しないのが猫のようです。
この後、すっとマットの下に逃げ込んだヤモリちゃん。
探す猫ちゃちゃ君。
…。
ちゃちゃ君?
そこにヤモリちゃんちらっと見えてるけど?
どうやら動かない相手を探すのが下手なのが猫のようです。
ちゃちゃ君がぜんぜん違う所を探している間に大人しくなってるヤモリちゃんをちりとりを使って触ることなく救出することに成功!
外に出しても動かなかったので死んじゃったかと心配しましたが、暫くすると動き出しました。
良かった~。
元気でね~。
尻尾再生してね~。
と一人満足して部屋に戻ると真剣な顔でまだヤモリちゃんを探しているちゃちゃ君がいました。
終わり