博多 東長寺 秋の特別拝観を満喫
すっかりご無沙汰してまいましたが皆様お元気でしょうか?
私の感覚では「やばい、10日位PC開いてないかも…」って感じだったんですけど、もっと開いてなかったみたいでメールも酷い事になってました…
ただでさえ出不精なのに子猫と先輩猫の2人にするのは心配という理由でより引きこもりがちな日々な訳ですが、今日は久々に重い腰をあげてみました。
目的は
今日10/12~10/16までの期間限定の、しかも2年に一度の特別拝観とあったので行ってみようかな~。と広報を読んだ時から思っていて天気も良かったので頑張ってみました。
ただ拝観は10時から1時間毎10人ずつで朝9:30から受付と書いてあったけど、当然そんなに早く家を出れなかったので無理かな、って思ってました。
10:40位に着いてみると受付はまだやっていて、しかも予想より多くの人が来てくれているので時間ごとではなく、どんどん呼びます。との事でした。
呼ぶまで1時間位かかるかもと言われたので、とりあえず参拝と境内を散策。
六角堂も開帳していて中を見ることができました。
ガイドさんがいらして他の人に説明しているのを盗み聞き(笑)した所によれば江戸時代に作られたもので6面に薬師如来や地蔵尊やら仏様が鎮座していて回転式とのこと。
屋根の動物は亀、ですかね?
そうえいば表門にも亀いたな…
御朱印も頂きました。
やはり梵字はかっこいい。そして毎回3×3EYES を思い出す(笑)
他にも黒田家のお墓を観たり金木犀の香りを吸い込んだりしてたら番号が呼ばれ結局待ったのは30分ちょっと位だったかな~と思います。
ガイドさんから五重塔の説明を受け、保全のために荷物を全部預けていざ中へ。
中には御本尊とそれを取り囲む金と銀ときらめく螺鈿。
四方には四季が、天井には天空が描かれ、周りには東洋の星座が。
全て日本画で描かれていて御本尊の衣の模様にはなんと博多織柄も描かれていると教えてもらいました。
小さな空間にきらめく小宇宙。
そんな感じで本当に綺麗でした。
ガイドさん曰く、一応2年ごと位に公開できたらという予定はあるけれどこれからの保存状況によるだろうし、こんなに何日も公開することは今後ないかも知れない。
しかも今日は天気が良いいから螺鈿の光もキレイに輝いていて拝むのにこんなに良い日はない!
との事だったので諦めずに行って良かったです。
呼ばれてからは10分位で終わっちゃうけど満足な時間でした。
立派な資料も頂きました。
私が帰る頃のお昼過ぎには人がまばらになっていたので意外と午後の方がすんなり入れるかも知れないですね。
その後、まだ見てなかった福岡大仏(写真不可)へ。
正直そんなに期待してなかったんですけど、ここまで大きいとは!
圧巻でした。
台座内には地獄・極楽めぐりがあって入ってみました。
地獄絵図が並び、そうね無間地獄は嫌だな、とか思ってると先は真っ暗な通路に。
手すりを掴みながら進むと書いてあったけど手すりないと怖くて進めない程、本当に真っ暗。もはや闇。
しかも思ったより暗闇通路が長いし、目が慣れてきてもいいのに何も見えないままで、どんどん不安に。
いや、っていうかこれは本当に怖い。何で1人で入っちゃたんだ自分!
ひ~ん、と心の中で半べそかきつつ何とか途中で「仏の輪」を触ることができて明かりがうっすら見えてきた時は嬉しかった~。
極楽ついた~!って感じでした(笑)
そんな地獄からの極楽体験もできる東長寺。
おすすめです!